■概要
2018年12月1日より『新4K8K衛星放送』が開始されました。
弊社では、放送局用モニター設備や新4K8K衛星放送対応受信機(TV・レコーダ等)を開発・検証・生産するために必要な機器として、「ISDB-S3信号発生器(3260A)」、「MMT・TLVステーション(1708A)」、
「BER測定器(7709C)」を開発し、ご提供しております。
弊社では、放送局用モニター設備や新4K8K衛星放送対応受信機(TV・レコーダ等)を開発・検証・生産するために必要な機器として、「ISDB-S3信号発生器(3260A)」、「MMT・TLVステーション(1708A)」、
「BER測定器(7709C)」を開発し、ご提供しております。
■導入事例
- 新4K8K衛星放送対応受信機(TV/レコーダ/STB等)の開発・検証・生産に使用
テストストリーム+ISDB-S3信号発生器(3260A)との組合せにて、受信感度や性能、機能チェックを行うことが可能
BER測定器(7709C)とISDB-S3信号発生器(3260A)の組合せで、SoCやチューナ部の評価が可能
- 放送局のモニター監視システムとして
アップリンクへ送出するストリームの整合性をISDB-S3信号発生器(3260A)を使用して、受信監視
MMT/TLVパケットの状態をMMT/TLVステーション(1708A)にて、リアルタイムで解析やモニターが可能

使用イメージ2 放送局モニター・監視
ISDB-S3信号発生器(3260A)
~新4K8K衛星デジタル放送 右左旋対応~
~新4K8K衛星デジタル放送 右左旋対応~


- 信号出力周波数は、BS放送、東経110度CS放送の右旋円偏波、左旋円偏波の
中間周波数帯域に対応(950MHz~3300MHz) - 出力レベル範囲:+10dBm~-10dBm(標準)
+10dBm~-80dBm(※アッテネータオプション搭載時) - ストリーム再生、フレーム構成・符号化変調、アップコンバータの各機能を1筐体に内蔵
- TLVストリームプレーヤは、pcap形式またはpcapng形式の合成TLVストリームファイル及び局間TLVストリームファイルを1系統再生可能
- 外部TLVストリーム(単一・局間・合成)入力に対応
- 外部ストレージより直接ストリーム再生が可能(I/F:USB3.0)
- シームレス再生、タイムリスタンプ機能搭載
- 降雨減衰を想定したC/N設定(ノイズ付加)機能を標準で装備
MMT/TLV記録・再生装置(1708A)


- MMT・TLVストリームを記録/再生が可能(標準)
- アナライザ機能を搭載可能(オプション)
- TLV-SI(テーブル、記述子)、MMT-SI(メッセージ、テーブル、記述子)のデータ構造・送出周期の解析及びダンプ表示。
- MMTペイロードデータのダンプ表示。
- MMTパケットシーケンス番号の不連続監視・エラー表示、時間表示。
- NTP ジッタ測定、周期監視。
- TMCC基本情報、伝送情報の一覧表示。
- モニター/監視機能を搭載可能(オプション)
- 各種チェックサム(Ethernet, IPv4, UDP, TLV-SI, MMT-SI)
- 周期(TLV-SIテーブル, MMT-SIテーブル, 圧縮IPパケット部分ヘッダ)バージョン変化
- MMTPパケットのパケットシーケンス番号の不連続の監視
- TMCC基本情報の伝送モード情報の変化, TMCC伝送情報の変更指示の変化
- TMCC基本情報, TMCC伝送情報のトップ/ラストポインタ, 変調方式, 符号化率, 割当てスロット数等
- TR-B39(第四編,第七編)送出運用規則のパラメータ違反の監視
- ISDB-S3復調ユニット搭載可能(オプション)
- 新4K・8K放送のBS-IF(1GHz~3.3GHz帯)入力に対応
BER測定器(7709C)
~パケットエラー計測~
~パケットエラー計測~


- ISDB-S3信号発生器(3260A)と組合せることでISDB-S3方式のPER計測が可能
- 測定信号を発生する送信部、および測定信号を入力する受信部を装備 MPEG TSパケット、PRBSデータの測定用データが出力可能 MPEG TSパケット、PRBSデータ、TLVパケット形式の入力に対応
- Bit Error Rate (BER)、Packet Error Rate (PER)、Erroneous Second Ratio(ESR)の測定が可能
- パケットフィルタリング機能を装備
- EthernetまたはGP-IBによるリモート制御が可能